猫に必要なワクチン接種は必要なのか?どんなタイミングでやるべきなのか?費用は?
子猫を保護して4日後に病院で健康状態を診てもらったときに獣医さんに聞いてみました。
ワクチンの必要性は?
完全家猫の場合は3種混合ワクチンの接種が必要とのことでした。このワクチンは、猫がかかる可能性のある深刻な病気から守るために非常に重要な予防策であるとされています。このワクチンで予防できる病気は次の3つです。
猫ウイルス性鼻気管炎(FHV) | 猫の風邪の原因となるウイルスです。くしゃみや鼻水、目の炎症を引き起こし、呼吸が困難になることもあります。 |
猫カリシウイルス感染症(FCV) | 同様に風邪症状を引き起こすウイルスで、鼻水やくしゃみに加え、口内炎や舌の潰瘍が見られることがあります。重症化すると、猫の健康に大きな影響を与えることもあります。 |
猫汎白血球減少症(FPV) | この病気は非常に危険で、猫の免疫力を著しく低下させます。下痢や嘔吐、発熱などの症状が現れ、適切に治療しないと命に関わることがあります。 |
タイミングはいつがいいか?
日程も決めていきます。我が家で保護した猫は生後およそ2ヶ月ということで、下記のスケジュールで予防接種を行いました。
保護から接種までのスケジュール | 診察と接種 |
---|---|
7/13 (保護日) | 怪我をしていたので即病院で処置 |
7/17(保護から4日後) | 初診日(健康状態把握) |
7/27(初診から10日後) | ワクチン1回目接種 |
8/27(1回目接種から1ヶ月後) | ワクチン2回目接種 (今後1年ごとに接種) |
ワクチンを接種すると、証明書が発行されました。


ワクチンの接種日については、接種前と接種後に体調に気をつけなければいけません。アレルギー反応があったり、発熱や嘔吐など普段と違う様子が出ることがあるようです。そういった場合はすぐに対応できるように、他の予定がない日に設定するのがいいと思います。
ワクチンの費用は?
ワクチン接種は生活環境や年齢、健康状態によってタイミングも種類も考えなくてはいけないようです。みてもらう獣医さんに相談して決めるのがいいと思います。
なお、料金や扱っているワクチンのメーカーは病院によって違うようです。参考までに我が家の場合の費用は下記の通りでした。
診察料 | 700円 |
猫三種混合ワクチン | 3,300円 |
合計 | 4,000円 |
ワクチン接種を終えて
ワクチン接種は人間のワクチンと同じく、副反応やアレルギーが出る場合があり、接種後は安静にして様子を見ていなくてはいけません。うちの子はアレルギーが出たりしないか、発熱や嘔吐などあったらどうしようと心配して見守っていましたが、ちょっと落ち着いていただきたいほど、元気で普段と様子が変わらず、といった感じでした。ワクチンの接種によって病気が予防できるという安心感も感じられ、次回1年後も忘れずに接種しようと思います。


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